全てはファンのために。次世代のファンビジネスをつくるventusの挑戦について
はじめに
株式会社ventus 代表取締役CEOの梅澤優太です。
会社を創業して4年、ついに会社の公式ブログができました🎉
この4年間、様々な挫折や紆余曲折、コロナ禍などの大きな変化を乗り越えながら、まずはここまでくることができました。
荒波の中で事業の内容や戦略は少しずつ変化しながら進んできましたが、創業以来掲げたミッション、「全てのファンが、自分の『好き』に誇りを持てる世界をつくる」は、全くブレずに貫いてきました。
社員や関わってくれているメンバーにこの理念が浸透しているからこそ、同じ方向を向いてここまで進むことが出来たのだなと感じています。
ここをスタートラインとして、会社を次のフェーズへ前進させていくために、改めての自己紹介も兼ねて、ventusのこれまでとこれからを紹介したいと思います。
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ventusがやっている事業について
私たち株式会社ventusは、スポーツ・エンタメ領域でファンのためのプロダクトを作り続けるスタートアップ企業です。
メインの事業として、電子トレカ®︎コレクションサービスのORICALというプロダクトを運用しています。
2021年11月現在、ORICALではプロ野球・埼玉西武ライオンズ、千葉ロッテマリーンズ、日本相撲協会という3つのスポーツコンテンツとご一緒しながら、それぞれの公式電子トレカサービスを作っています。
「デジタルでのカードコレクション」だからこその仕組みや仕掛けに加えて、球場にいらっしゃった方だけがゲットできる限定トレカなど、リアルな応援と連動する仕組みを備えています。
動くカードのデザインやリアルタイム販売、試合と連動した機能など、ただのカードアプリにとどまらない、ファンの皆様にきっと楽しんでいただけるような取り組みも多数行っています!(そして様々な新機能を開発中です・・・!)
特にこの2年弱、球場や会場に行けない、思うようにエンタメが楽しめない、という皆様に向けて、デジタル上で新しい楽しみ方をお届けしようと尽力してきました。
少しずつですが、新しいデジタルコンテンツの一つとして、ファンの皆様に浸透しつつあるのかなと思っています。
引き続き、電子トレカを通して新しいデジタルコンテンツの形を追求し続けていきます。
コロナ禍とこれからのスポーツエンタメ界について
このコロナ禍では、言うまでもなくスポーツ・エンタメ界は大きな影響を受けました。
ライブや興行が無観客ないし観客数の制限下で行われる中で、入場料収入は激減し、「これまで通り」の興行・イベントが行えないという前代未聞の事態となりました。
この短期的な影響は、社会が正常化していく中で少しずつ回復していくものと思われますが(2021年11月現在、Bリーグ等が100%有観客での試合実施を目指すことを発表しています)、より深い問題として顕在化したのは、「既存のファンシステムが画一的で、来場前提のシステムになっていること」です。
これまで当たり前のように提供されてきたファンシステムの典型例は、「来場するとポイントが貯まって、特典でチケットがもらえる」「ファンクラブ加入の最大のメリットはチケットの先行抽選に参加できること」など、「来場」「チケット」がキーワードになっていました。結果として、このコロナ禍でいくつかのファンクラブでは大きな影響が出ています。
加えて、ファンクラブ等におけるいわゆる「コース」も、ファン一人一人の好みに応じたものではなく、画一的なシステムにとどまっているのが現状です。
ファンコミュニケーションがSNSなどのデジタル上での形式がメインとなり、本来であればマスマーケティングからファンの個別化に転換すべきなのに、理想とは離れた状態となっています。
ファンビジネス企業として、ventusが目指す場所
これからのventusは、ファンの皆様に楽しんでいただける「コンテンツ」を作り続ける企業でありながら、この業界に新たなファンシステムの形をお届けできるよう「仕組み」もアップデートしていく企業として、事業を拡大していきます。
「コンテンツ」と「仕組み」は決して別々のものではなく、不可分な、表裏一体のものとして、私たちはセットで新たなサービスを作り続けていきます。
先ほど述べたように、このスポーツ・エンタメという業界にも様々なテクノロジーの波が押し寄せ、新たな楽しみ方や提供価値が多数生まれていくでしょう。
しかしながらその中では、常に「ファンの皆様が楽しめるものか?」が最も重要です。
ventusはテクノロジーの力を最大限活用したスタートアップとして事業を進めていきますが、ファンの皆様に寄り添った企画を徹底して泥臭く出していく姿勢は変わりません。
電子トレカに代表される新たなデジタルコンテンツの開発・運用に加えて、ファンの個別化を目指した新たなファンシステムの構築まで一気通貫のファンビジネス企業として、事業推進をしていきます。
おわりに
電子トレカを中心に事業推進してきた「これまで」と、この業界の課題、ventusの「ここから」の展開について、まとめて書いてきました。
熱量の高いデジタルコンテンツから全く新しいファンシステムまで、私たちの描く次世代のファンビジネスを作り出すには、アツく、優秀な仲間が必要です・・・!
きっと次のファン文化を作り出せるような、そんなとてもやりがいのある仕事なのではないかと思っています。
ぜひお気軽に、採用ページや各種採用媒体からのエントリー、もしくは梅澤のSNSまで、「我こそは!」という方のご連絡をお待ちしております。
一緒に、新しいファンのためのコンテンツ、システムを作っていきましょう。
全てはファンのために。
これからも、株式会社ventusをどうぞよろしくお願いします!